ユーモアアプローチ一覧
登園時、パパ・ママと離れたくないと 泣いているとき
ありえないこと、おかしなことをわざと言って子どもの気をそらしましょう
「そうそう、パパの車は紫色だっけ?」と、明らかに違うことを言ってみます。
すると、子どもは泣きながらも「ちがう!」と否定します。 子どもは、自分が知っていることを伝えたい、違っていたら正しいことを教えてあげたい、という気持ちが大きいもの。 一生懸命頭を使って答えてくれます。
「じゃあ緑色?」「ちがう!」「じゃあピンク?」「ちがう!白!」などと会話をしているうちに、長泣きせずに気持ちが切り替えられ、スムーズに先生やお友達と遊び始めたりしますよ。
すぐお友達をたたいてしまうとき
“からだの中のこびとさん”のお話をユーモアたっぷりにしてあげましょう
「からだの中にはこびとさんがいてね。 栄養や元気を運んでいるんだって。
たたいたりすると、こびとさんがケガをしちゃって痛がるから、しないであげようね。
おくちで言えるよね!」
“からだの中のこびとさん”のお話しをユーモアたっぷりにしてあげると、お友達同士でも「ぼくの中のこびとさんが痛がるからやめてあげて!」などと会話する姿が見られますよ。
好き嫌いをして食べないとき
にんじんさんの気持ちやお腹の気持ちを聞いてみよう!
(食べ物に耳を近づけて)「ん?にんじんさんが何か言ってるよ!『食べてください!』って泣いてるみたい!食べてあげようか!」
子どもも「にんじんさんがかわいそう。がんばって食べなくちゃ!」と思えることが多いのでオススメです。
子どものお腹に耳を近づけて、「ちょっとお腹に聞いてもいいですか?もうあと3くち食べたいと言ってるよ!」と言うのも○。 がんばって3くち食べてくれますよ。
おもちゃや絵本など使ったものを 片付けないとき
出しっぱなしにしてると『お世話になりました~』って言って出ていっちゃうらしいよ?!
「ほら、片付けて!」などと直球ではなく、「出しっぱなしにしてると、『お世話になりました~』『バイバイ~』って言って出ていっちゃうらしいよ?!」と、ユーモアで言ってみましょう。
ユーモアアプローチは“ファンタジーの世界”なので、声のトーンを少し低くしたりヒソヒソ声で言うなど工夫して言ってみましょう。“おもちゃの気持ち”を想像することで、優しく「明日も一緒に遊ぼうね」と言いながらお片付けができるといいですね
なかなかトイレに行きたがらないとき
“トイレの神様”が『いい子になるかなー?』って呼んでるよ!
「“トイレの神様”が『いい子になるかなー?』って呼んでるよ!」
遊びに夢中になってしまっているだけのことが多いので、行かないこと自体にあまりこだわらず、気づかせてあげるような言葉かけをしてみましょう。ユーモアで“トイレの神様”のお話を常々してみてください。
面倒くさがって行かない子には、「トイレが壊れてるみたい。お水がちゃんと流れるかどうかちょっと見て来てくれる?」などの言葉かけも有効です。
乱暴な言い方や嫌な言葉づかいをするとき
「そんな言い方をすると、頭からツノが出てくるんだって~!?」
「そんな言い方をすると、頭からツノが出てくるんだって~!?」
と伝えつつ、頭を触りながら「あっ大変!ちょっとポコッて生えてきてるかも!!」などと大げさにアクションしてみましょう。
「え・・どうしよう!困った!(><)」という表情で、言わなくなる子が多いですよ。それ以降またつい乱暴な言葉遣いが出てきたときにも、「あれ?」などと言いながら頭を触ってツノを探す仕草をすると、はっと気づいて自ら言い直してくれるようになります。
子どもを脅す、ということではなく、「あ、今汚い言葉を使っちゃった、言い直さなきゃ!」と子どもが自ら気付けるようになることを目標に、あの手この手でユーモアを交えた伝え方ができるといいですね。
また、素敵な言葉を使えたときも、ぜひ見逃さずに褒めてあげてくださいね(意識づけ)。
態度が悪いときや ふざけて言うことを聞いてくれないとき
「いませんよ!うちにはそんな子はいません、大丈夫です!」
(誰かに話しかけるように)窓やお空の方を向いて大きめの声で、「いませんよ!うちにはそんな子はいません、大丈夫です!」と言ってみましょう。 ポイントは、「鬼が来るよ」とか「オバケが出る」などと言って脅さないこと。
子どもたちは、「いつも何者かが、いい子でいるかどうかを見ているらしい・・」ということをなんとなく肌で感じ取っています。
「サンタさんて、12月だけじゃなくていつも見てるらしいよ!」などと言ってみるのもいいですね。 すると、子どもは慌ててちゃんとやるようになります。本人たちも「悪いことだとわかってやっている」ことが大半なので、くどくどと説明したり叱りつけるより効果的です。
服をなかなか着替えないとき
「ママ(パパ)がこのお洋服着てもいい?!」
「ママ(パパ)がこのお洋服着てもいい?!これ可愛いから着てみたかったんだ~!」
と言って着ようとする仕草を見せると、
「ダメー!わたし(ぼく)のだよ!伸びちゃうよ~」と慌てて会話を始め、着始めることも多いですよ。
幼児の頃はまだまだ手先が上手く動かず、思うように着脱ができないこともあるので、少し手を貸して“自分でできる”という達成感に付き合ってあげることも大切ですね。
外から帰ってもなかなか手を洗わないとき
「手のひらにバイキンさん何匹いるかな?!」
子どもの手のひらを見て「うわぁ、バイキンさんが10匹もいるよ!」と言ってあげると、思わず引き込まれて「えーっ!?どこどこ?!」と手を見たりします。「今日はスーパーに行ったあと公園にも寄ったから、17匹くらいいるかも!」などと言うと、慌てて真剣に手を洗いに行きますよ。
「外から帰ったらすぐに手を洗おうね。手のバイキンさんがおくちに入ると…」などと説明するよりも、少しのユーモアで「手を洗う」作業に楽しさを見いだしてあげるのがコツです。バイキンさんがきれいに取れたかどうかのチェックもしてあげてくださいね。